まずは、コレをご覧下さい。
コレは、昨春のマネージメントサロンで根津先生のお話しの冒頭の部分ですが、
過去の「考え方・品揃え・売り場づくり・販促・接客」が
今の業績をつくり、
今の 「考え方・品揃え・売り場づくり・販促・接客」が
未来の業績をつくっていくという、
『原理原則』を表したものです。
今の時代は、円安による国内景気の低迷、
コロナ禍による各企業へのボディーブローなどによって
不景気感が蔓延しています。
しかし船井流で教えてもらった
会社の業績は「外部要因三割、内部要因七割」というルールを使い
内部の「考え方・品揃え・売り場づくり・販促・接客」をしっかり
作り上げていけは、業績が安定して向上していくのではないでしょうか。
特にこの頃新聞折込などの訴求力低下などもあり
手控えている方の多い【販売促進】を強力に推進して、
時流適応させたやり方の実行が急務に思われます。
コチラは、同じく根津先生のテキストからのモノですが、
商品政策や販売促進策でとても重要な【一番主義】について
大事なことを書かれたモノです。
ここに書かれている一番主義の一番は、
「その商圏の中で一番売れているシェア率の高い品種品目を持っている」
と言う一番です。
一番を持っているお店はお客様の記憶に残り次にモノを買うときの
競合店との差別化になり、お客様の選択肢の一番になれるからです。
この大事な二点は両方、日々意識して確認しましょう。
☆マーケットサイズが大きい商品
ここで一番を取ると売り上げが大きくなります。
例えば羽毛ふとんで一番になりたい、とします。
大型店や老舗店、異業種店(ニト○やジャパネッ○など)もあるでしょう。
羽毛関連商品全てで一番はなかなか取れませんが、
○¥49,800から¥98,,000の価格帯で一番を取る。
○お手入れリフォームで一番を取る。
と言う羽毛ふとん市場の大きなくくりを細分化して
自分の強みである
小さい区分で一番を取ることも立派な『一番』です。
☆購買頻度が高い商品
ここで一番を取ると客数が増え、お客様の来店頻度が上がるのですが
現在はどうでしょう?
店頭で展開されることが多いカバー シーツ タオル 靴下など
以前は、お店の客数を増やす商材として活躍していました。
しかし現在はごく一部の大型店 繁盛店でのみ活躍していて
シーズン品も含めて売れる量はかなり減少しています。
専門店ルートに強い問屋さんに聞いても厳しいそうです。
しかし、この商品特性(購買頻度が高い 客数が多い)を持つ商品を
開発しないと厳しいです。私たちはお布団のお手入れ(打ち直し
丸洗い リフォーム)などでその代替を20年以上前から行ってきましたが
今後はどの方向へ行くのでしょうか⁉️
☆ここ数年感じています事、皆様から教えて頂いている事に☆
「あのお店に行くと無理に押し付けられて売りつけられてしまう、だからもう行かない」
「うちのお店は良心的にお客様の本当に必要なモノを納得して買ってもらいたい。」
「あなたがそんなに進めてくれるのなら買うわ。」
どこまでお客様にお勧めすればいいのか、どうすれば納得してもらえるのか、
そして気持ちよく買っていただけるのか、いつも悩む所です。
私は、金銭の高低を除いて考えればそれは
「お客様の為を思う思いやりの心とそれがお客様にどう伝わっているか」
がお客様を購入に導く重要な鍵だと思います。
自分が買い物をしている時、販売者がどのような気持ちで接してくれているか
自然と伝わってくるモノです。
○売り上げを作りたい販売者。
○お客様にお客様が欲するいい買い物をして欲しいと言う思いが伝わってくる販売者。
○専門家として優れた商品知識を持ち勧めてくれる販売者。
コレらが伝わってきます。
しかしコレは接客を受けて初めて伝わりわかるモノです。
お店を選ぶ段階だとわかりづらいです。
そのためにコチラからサインを送ることが大切だと思います。
『お客様の為を思う思いやりの心で接客するお店です。」
と言うサインです。
具体的には今回は押し入れ整理のお助けと言うサインです。
普通おふとん屋さんは布団を売ったり手入れをするのが仕事です。
押入れ整理はそこのご家庭の家族の仕事です。
しかし核家族化した現在、主婦しかも高齢な方にはなかなかできない事です。
それを経験から知っているふとん屋さんがお客さんの事を思いやり、
期間限定のサービスとして行いますと名乗りをあげる『サイン』です。
コレはいち早く実行なさった水谷さんの2回目のハガキDM
ですが、実際に押入れ整理まで依頼される方は少ないそうです。
しかし、こんな優しい心のふとん屋さんと言う思いが伝わり
効果が高いそうです。