この、「なぜ 良い眠りが大切なのか」を説明する事は、
お客様にぐっすり眠る事の効果を説明する上でも重要ですが、
もう一つ重要な意味合いを持っています。
人間は、
なりたい状態(あるべき状態)ー現在の状態
この差が大きいほど動機付けが強くなり、
行動を起こす強度が高くなります。
ですから購買行動を起こして頂くような【差】を感じてもらうには
ぐっすり眠る事によって起こる事と、
現在のお客様に起きている事との
「差異=違い」を感じて頂くことが有効な手段となります。
ですからこの5つの効果は、何度も説明していますが
使いこなして頂ける様にしつこくまた説明します。
暗記するように覚えてください。
その① ぐっすり眠ると
脳と体に本当の休息を与えます。
人間の体では、体温の維持、心臓を動かす、呼吸する、消化する、ホルモンや代謝の調整をする、
などを自律神経が調整しています。
自律神経には
活動モードの交感神経
リラックスモードの副交感神経 があり、
どちらも24時間働いていますが
代わる代わるどちらかが30%優位になっています
日中は交感神経〔活動モード〕が優位で、
ノンレム睡眠中と食後は副交感神経〔リラックスモード〕が優位になります。
現代人の悩みは交感神経優位(活動モード)の状態が多すぎることです。
これでは脳と体は疲労とストレスが溜まります。
夜になったらスムーズに副交感神経優位(リラックスモード)の状態にしないと
眠りが浅くなり、さらに自律神経のバランスが崩れ
自律神経失調症になってしまう可能性もあります。
☆眠りの質が大事なのです。☆
ぐっすり眠るためには、眠る前の1時間くらいは、
灯りも薄暗くしてリラックスタイムを作り、
副交感神経優位(リラックスモード)の状態に切り替えます。
そして眠り始めの最も深いノンレム睡眠が出現する黄金の90分で
グーッと深く眠り、脳と身体を休ませる事が「本当の休息」です。