4月の6日水曜日
かねてから訪問したかった白鳥製綿所さんへ
工場見学に行ってきました。
有限会社白鳥製綿所さんは、石川県七尾市にあります
約六時間チョットで到着です。
さっそく 羽毛ふとんのリフォーム工程を見学します。
羽毛ふとんの解体工程です。
店頭での解体・羽毛取り出しは羽毛が飛び散らないように
注意しながら一マス一マス羽毛を抜き取っていきますが
ここでは、下の吸い込み口から空気で吸いながら
分解していきます。
ア!そうでした。
今は、プレミアムダウンウォッシュに出すので
解体する機会はほとんどないですね❣️
洗浄機は2台です。羽毛の移動は、空気圧で太いパイプ通って移動します。
洗剤はEM菌を利用した「マザータッチ」を使用しています。
仕上がりのニオイ・風合いなど、素晴しいです。
洗浄には水ではなく、わざわざボイラーで温めたお湯を使っているそうです。
男性の方は奥さんに聞いてみてください。洗濯物をお湯で洗うとどうなるか?
「同じ洗い方をしても汚れ落ちが違う」そうです。
しかも、すすぎも時間とお湯をたっぷり使うので
何と、一枚洗うのに「お風呂一杯分」の水量を使うそうです。
洗浄・脱水が終わった状態です。このあと乾燥工程に入ります。
これが乾燥機になります。
「ローチェ」の乾燥機は、電気を使った乾燥なのでMAX80度と言われていますが
白鳥さんの乾燥機はボイラーを使っているのでパワフルです。
羽毛が熱で痛まないように120度までしか使わないそうです。
白鳥さんで洗浄したお客様が
「羽毛がふっくらしていて仕上がりがとても良い。」
とおっしゃっていただく事が多いのですが
その理由の一つがこの乾燥機かもしれませんね。
次の工程が除塵になります。
洗浄・乾燥が終わりましたら除塵の工程に入ります。
この機械でファイバーや骨粉などを分離します。
羽毛ふとんの個体差によってこれらの羽毛以外の不純物が
たくさん出るものと出ないものとあるそうです。
新品の羽毛でも洗浄具合に違いがあると考えられます。
(この写真は、動画から撮ったので画像が粗いですが)
この工程を経てプレミアムダウンウォッシュが終了し
皆さまのお手元へ届きます。
工場見学をして作業の確かさを確認したあと
記念写真を
撮らせていただきました。
(私 白鳥さん 古田さん 白鳥さんがお持ちなのは
日本羽毛製品寝具組合のプレミアムダウンウォッシュの
認定証書です。)
白鳥さん古田さんありがとうございました😊