日本の冬におすすめの方法
日本は局所だけを温める文化でしたから「寒い部屋にコタツだけ」
「分厚いふとんでエアコンなし」というのも珍しくありませんでした。
毛布などの寝具を増やす事で寒さ対策をしがちでしたが
重さで寝苦しかったり寝返りがしにくくなったりで
快適な眠りではありませんでした。
眠りの質を高めるためには
掛け布団だけに頼らずに部屋を温める事が大切です。
冬はエアコンなどの暖房で、16~19度の室温にしておくと心地良く眠れ、
10度以下になってしまうと睡眠は妨げられます。
眠りの質を高めるためには室温を整えましょう。
今はエネルギーを抑えた環境にやさしいエアコンがたくさん出ています。
乾燥で喉が渇く場合には、室内に濡れタオルをいくつかかけておいたり
加湿器を使うなどしてケアしてください。
布団の中を温める電気毛布や電気アンカも有効ですが
一晩中つけっぱなしにしていると熱放散ができないので
深部体温が下がりきらず眠りの質が低下してしまいます。
あらかじめ布団の中を温めておいて寝る時はオフにするか、
タイマーを設定して使いましょう。
寒いからと靴下を履いたまま眠る方もいると思いますが、
足先からの放熱が進まず
これも深部体温が下がりきらないのでオススメできません。
入浴や足湯で寝る前に温めておくと良いです。